バックナンバー “上海 勝手にレストラン・アワード!” 2014年11月号
“上海 勝手にレストラン・バー・アワード!” 2014年11月号
このコーナーは、独断と偏見に基づき、お店の許可も一切取らず
社員が文字通り「勝手に」ステキなお店をご紹介する場です。
五回目もついに増えた体重が戻らず冬服がきついSが担当させて
いただきます。 会社の上司などは「服が縮んだんじゃないの。そういうことに
しておけば」といいますが目先の優しさに甘えて着られる服が無くなった日には
目も当てられないので、一応今後は気をつけようと思います。
ただし、あくまでも、できる範囲で。
さて、今回は日記の内容にちなんで上海の四川料理のお店をご紹介します。
上海の四川料理は甘党の地元の人の好みを反映し、本場四川の人に言わせると
「全く辛くない」と言われるほどマイルドにアレンジされていますが、
それでも日本人が一般的に思い浮かべる辛さや日本の中華料理よりはよほど
辛口です。私はカレーでも中辛が限界なほど唐辛子が苦手なため、
四川料理を食べに行くといつも水ばかり飲んでしまいすぐにお腹が膨れて
しまうのですが、こちらのお店は外国人の友人や私同様に辛さが苦手な
上海人の友人を連れて行っても安心、レストランのランキングなどでも
各種アワードを受賞している有名店です。
品川(ピンチュアン)
住所:桃江路47号(×乌鲁木齐路) ※他、市内に数軒支店あり
電話:400-820-7706
川菜(四川料理)を品(評価する・味わう)して食すと書いて「品川」です。
うっかり『しながわ』と読んでしまうと上海現地の日本人同士でも時々
通じないのでご注意下さい。本店は旧租界の瀟洒な中国風の一軒屋、
その他にも市内にいくつか支店があり友人との集まりや接待などにも
とても便利です。
(写真:右上より 1、おなじみ麻婆豆腐 2、四川名物・酸菜魚
3、エビの入ったおいしい餃子 4、食器や内装もおしゃれです)
メニューの料理名にはそれぞれ辛さの度合いが唐辛子のマークで記載してあり、
ゼロから唐辛子3つまでのレンジで各種料理が揃っています。
私は唐辛子2つまでが限界、何事もムリをしないことが胃腸を健康に保つ秘訣です。
龍眼と冬瓜の入った甘いお茶など、辛さを抑える飲み物も充実しており、
写真でご紹介の(四川料理ではありませんが)焼き餃子など辛くない料理も
多数種類があり、選択肢が豊富なのも嬉しいところです。ちなみにこの
エビたっぷりのおいしい餃子のハイライトはそのパリパリのおこげの部分で
「ベビースターラーメン」そっくりの懐かしい味です。
四川人の友人を連れて行くと「これはこれでおいしいけど、四川料理とは違う。
“改良版”だね」と、ほぼ確実に難しい顔をしますが、日本人の舌にも優しい
四川料理は数少なく、辛いものは苦手だけどたまにはスパイスの効いた
料理が食べたいという方、寒くなるこの季節に是非お試し下さい。
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